御岳にもいよいよ自主活動出来るSUPパドラーが増えてきたので、シーズンイン前にリスクマネジメントに関する認識をシェアし、より多くのパドラーがネイチャースポーツを楽しめるコミュニティー形成に向けて、四国でSUGGOI SPORTSを運営している佐々木Rangi弘道氏と一緒にレスキューワークショップを開催します!!!
ランギ氏はヤクのライフガード時代から友人で、NZとアメリカでライフガード指導者の経験を持つリバーガイド。海・川両方の豊富な経験を生かし、現在はアウトドアを通じた地域資産の開発に尽力しているウォーターマン。日本人初のACA(米国カヌー協会)認定急流SUPインストラクターでもあります。
講師陣のレクチャーに加え、全体ディスカッションを通して互いに意識や考えをシェアすることで、皆が多角的にセルフマネジメントできるパドラーになる事を目的とします。
内容を3回に分け、1回目でまず基本的な考え方をシェアし、2回目までに各自セイフティー&レスキュー装備を準備してもらい技術講習。
3回目で実践編シナリオレスキューを行います。
◎第一回 レスキューワークショップ◎
◼︎日時:2月20日、21日 (両日共に同内容です)
◼︎時間:9:00集合17:00解散
◼︎場所:青梅市御岳交流センター及びクランク周辺
◼︎定員:1日10名様まで
◼︎料金:¥15,000
第1回 レスキュー基本概念 リスクマネジメントとレスキュー
目的: ギア・ウエアや練習場所の選択と何が怖くてどう対応するかを認識する
午前中:室内レクチャー&ディスカッション
※以下の項目に関してレクチャー
1、レスキュー哲学 (3つの要素、優先順位、バックアップ、レスキューの順序、プロアクティブ・リアクティブ)
2、リスクマネジメントの考え方
3、川のリスク
・川の危険に関する基礎知識
・気象
4、事前行動(リスク回避)
・フィールドに関する知識
・自分自身のコンディション
・チーム(バディ)によるリスクヘッジ方法
・どういった装備が必要か? (セイフティー&レスキュー機材、通信手段等)
・どういうシチュエーションが考えられるか
5、事時行動(レスキュー)
・リスクマネジメント(セルフレスキュー)に関して・・・ラップ、スタック、フリップの対応
・レスキュー方法
⑴非コンタクト(スローバッグ、パドル等を使用)
⑵コンタクト(救助者が直接接触する)
⑶システムを組んだレスキュー
・蘇生・救急措置
・搬送
・サイン、ホイッスルによるコミュニケーション
6、必要装備 ※皆んなでディスカッション、各自で持つべき装備を考える
・セイフティー
・レスキュー
・ファーストエイド
・その他(通信手段、医療機関、エスケープルート等の確認)
午後:レスキュー実践
1、ロープレスキュー
2、カバーリング(狙ったエディに入る、スローバッグを投げられる状態をつくる)
3、コンタクトレスキュー(コンシャス、アンコンシャス)ボードを使ったもの、レスキュアーが泳ぐバージョン
4、リバースイム